冷えとりグッズで体も心も温めて、健やかな毎日を!


「いつも頭痛がして、仕事に集中できない」


「毎月生理痛がきつくて、寝込んでいる」


「眠りが浅くて、夜中によく目が覚める」



こんな風に、原因のはっきりしない症状で悩んでいる女性は多いようです。



実は、すべての病気の原因は、身体の「冷え」からきています。



この「冷え」をとる「冷えとり健康法」を実践することで、身体が整い、毎日を健やかにすごすことができます。



これは、愛知県で耳鼻科医をされていた進藤義晴先生が東洋医学の観点から開発された、身体の「冷え」をとり、万病を予防する健康法です。



これからご紹介する「冷えとりグッズ」を使用することで、「冷え」をとることができるのです。




この記事では、

1 身体の「冷え」の原因

2 健やかな毎日をすごすための「冷えとりグッズ」

3 「冷えとり」の嬉しい効果

4 心配しなくて大丈夫!瞑眩(めんげん)について
についてお伝えします。





身体の「冷え」とは?



身体の「冷え」とは、上半身と下半身の温度差のことを指し、上半身が熱く、下半身が冷たい状態のことです。


私たちの身体は、37度前後ある上半身に対して、下半身は下にいくにしたがって低くなり足元は31度以下になっています。



この「冷え」のために、血管が縮んで血液の巡りが悪くなります。


そうなると、内臓の働きが悪くなり、老廃物が溜まって、免疫力も低下し、病気の発生へ繋がります。

「冷え」により内臓の「毒出し」ができないため、病気になるのです。



アトピー性皮膚炎、糖尿病、心筋梗塞など、すべての病気は「毒出し」と言えます。



東洋医学には、陰陽2種の気が体内を循環していれば健康、循環が乱れて滞ると病気になるという考えがあります。



陰の気は下から上にあがり、陽の気は上から下にくだる性質を持っています。



陰の気は冷たいところが好きで、陽の気は温かいところが好きなのです。



したがって、足元が冷たく上半身が温かいと、陰の気は上へあがろうとせず、陽の気は下へくだろうとせず、気の巡りが悪くなるのです。



気と血は、同時に巡るとされており、気の巡りが悪ければ、血の巡りも悪くなります。

この身体の上下の温度差ができてしまった状態が「冷え」なのです。



冷えとりの原則は、「頭寒足熱」です。「頭寒足熱」とは、文字通り頭が寒く、足が温かい状態をさします。



この状態になれば、血液の循環が良くなり、本来私たちの体にある自然治癒力が働きはじめます。

「頭寒足熱」の状態にするのが、「冷えとり健康法」です。





健やかな毎日をすごすための「冷えとりグッズ」




「冷えとり健康法」は、「下半身を温める」というシンプルな方法です。


仕事や子育て中で忙しい方でも、毎日の生活の中に簡単に取り入れることがでる「冷えとりグッズ」を8つご紹介します。


① 靴下

足裏は、内臓と直接繋がっていて、冷えや食べすぎの毒を多く排出しています。

毒を吸いとってくれるシルク・綿・毛など天然素材のものを選びましょう。


4枚以上の重ね履きが推奨されています。


1. まず絹の5本指を履く


2. 毛(または絹)の5本指を重ねる


3. 絹の先丸を履く


4. 毛(または綿)の先丸を重ねる




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② レッグウォーマー

靴下の重ね履きをして、さらにレッグウォーマーを履くことで、足元が心地良く一層温かい状態を保てます。


オフィスやカフェなど足元が冷える場所でも重宝します。素材は、シルク・綿などの天然素材のものを選びましょう。



③ レギンス

靴下の重ね履きをして、レギンスを履くことで、足全体を覆う形になります。


さらに、レッグウォーマーを重ねると、保温力も高まります。

素材は、シルク・綿などの天然素材のものを選びましょう。

 



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できるところから取り入れて、冷えとりファッションを楽しんでくださいね。




④ 腹巻

お腹~腰回りも大切な臓器が集まっているところです。


夏もお腹周りが冷えている方は多くいます。シルクや綿の天然素材のものを使って、優しく温めてください。

保温性・吸収性にも優れていて、肌に優しい素材です。

 



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⑤ 湯たんぽ

寝るときに足元を温めるのは、湯たんぽが最適です。


自然に冷めていく陶器製のものが理想的です。

ゴム製の湯たんぽは持ち運びに便利なので、出先で役立ちます。


また、オフィスワーク中、エアコンで顔は熱いのに足元が冷えてしまうという方は、湯たんぽで足元を温めましょう。



⑥ 布ナプキン(布ライナー)

会陰にあたる部分も、綿・ネル・シルクなど天然素材のものを使って温めましょう。

会陰、膣を大切にすることで、その奥にある子宮を大切にすることにも繋がります。


女性の身体は、子宮などの構造上、男性よりも「冷え」を自覚しやすくできています。


不妊や生理痛・生理不順に関して悩んでいる方が多いのですが、こうした悩みのほとんどは、「冷え」が原因で起こるのです。

布ナプキンで身体を「冷え」から守ってくださいね。



生理日以外にライナーを使われている方も、天然素材のものを使用するようにしましょう。



Utataneではオーガニックコットンのおりものシートなど 販売しています。

 


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⑦ インナー

肌に直接ふれるインナーも、絹や綿などの天然素材のもの、できるだけ締め付けの無いものを選びましょう。


天然素材の心地よさを直に感じることができます。

最近は、自分で紐の結びが調整できる「ふんどし」を愛用する女性も増えてきています。

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⑧ あずきカイロ

綿・ネルなどの天然素材の布を筒状にして、その中にあずきを入れた「あずきカイロ」です。


電子レンジで、40秒前後温めて使用します。あずきは、水分をたっぷり含んでいるため、湿熱による優しい温かさがあります。



オフィスワーク中、子宮あたりに置くと、お風呂に入っているようなじんわりした温もりを感じながら仕事ができます。


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「冷えとり」の嬉しい効果



ご紹介した冷えとりグッズを使用することで、身体の調子が整うだけでなく、その他の嬉しい効果もあります。



① お肌の調子が整う

身体の子が整ってくると、自然にお肌の調子も整い、しっとりした綺麗な素肌になってきます。


体重が減ったり、ぐっすり眠れて睡眠の質も高まったり、疲れにくくなったりと嬉しい効果を感じることができます。



② 心が整う

少しのことでイライラしたり、クヨクヨ気に悩んだりするとう方は、まず「冷えとり」をしてみましょう。

心の冷えも「毒」になるのです。



足元を温めると、心も温かくなってきます。

心が温まるということは、安心に繋がるのです。


「病は気から」と昔から言われていますが、「冷えとり」でそれを実感することができます。

 




心配しなくて大丈夫!瞑眩(めんげん)について


最後に、「冷えとり」をすることで、身体に起こる好転反応についてお話します。

瞑眩(めんげん)と言われる症状です。


個人差があり、1年後、2年後に症状が出る方もいれば、あまり症状を感じない方もいて、様々です。


顔や首、両腕、下半身、背中、お尻、足の裏など人によって症状のでる部位も違います。


アトピー性皮膚炎にようになったり、皮膚がただれてかゆくなったり、頭痛や吐き気がしたり、これも人によります。


瞑眩がでてくるのは、毒をだす力がでてきたためです。

「冷えとり」により、自然治癒力が働きはじめ、今までため込んだ毒を強くだそうとしています。


「大丈夫かな」と不安を感じる方もいるかもしれませんが、怖がらないでくださいね。


身体が正常に働きはじめた印です。真の健康に繋がると捉えて、自分の身体とゆっくり向き合う時間にしてください。


めんげん症状についてはこちらでまとめています。


合わせてご確認ください。



めんげん症状について
まとめ



「冷えとりグッズ」の基本は、シルク・綿などの天然素材です。

なぜなら、保温性に優れ、身体の毒出しを手伝ってくれるからです。


季節に関わらず、下半身、特に足元を一年中温めて「頭寒足熱」の状態にしていきましょう。


身体を温めることで、心も温かくなってきます。

心が温かくなると、不安が軽減し、前向きに人生を歩みだすことができます。


自分を大切にすることは、まわりの人や自然を大切にすることにも繋がります。


あなたがくつろいで、毎日を心地よく過ごせますように。


▽参考文献
・新版 万病を治す冷えとり健康法 (進藤義晴 農文協)
・幸せになる医術 これが本当の「冷えとり」の手引書 (進藤義晴 進藤幸恵 PHP)
・幸せになる医術 女性のためのもっとちゃんと「冷えとり」生活 
(進藤義晴 進藤幸恵 PHP)
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